
「ウーバーイーツ配達員は月収30万円こすのかな?」「どうやったらウーバーイーツ配達員として稼げるようになるの?」そんな疑問を抱えている人も多いのではないでしょうか。本記事では、そういった疑問に答えるような記事になってますので、ぜひ参考にしてもらえれば幸いです。
➀ウーバーイーツ配達員の月収
➁ウーバーイーツ配達員の報酬の仕組み
⓷ウーバーイーツ配達員として稼げるようになるには
⓸ウーバーイーツ配達員のメリット・デメリット
ウーバーイーツ配達員の月収は?30万は可能?
ウーバーイーツで月収30万は可能な範囲です。
無職の後輩がウーバーイーツの配達員になって月30万(脱税・年金未納)稼いでるらしい
— カナピエ (@kanasiipiero) June 10, 2019
ウーバーイーツをガチで4週間やった結果
・収入30万↑
・体重-7kg
・普通に健康になった
・飯屋に詳しくなった
・ウーバーにチップ払うようになった
・スマホを2台壊した思った数倍は気楽でした
— かむー (@Climax_kamuP) September 29, 2021
ウーバーイーツでの1件の配達の平均報酬はだいたい500円/件です。1時間に3~4件配達できるので、時給換算すると1,500円~2,000円ほど。1日8時間、週5日稼働するとすると、月収はだいたい240,000円~320,000円ほどです。
ただし、ウーバーイーツの配達員は完全歩合制なので、配達の能力や経験などによって月収は大きな差が生まれます。
あくまで目安として捉えておいてください。
ウーバーイーツ配達員のパターン別月収を算出
ウーバーイーツの配達員として1ヶ月稼働した時どれくらいの月収になるのか、具体的に本業と副業のパターンで算出してみました。
➀本業で、週5日がっつり働く場合
➁副業で、平日仕事終わりに数時間働く場合
⓷副業で、週末に2日間働く場合
毎回、インセンティブなどが変わってきて報酬が違ってきますが、ここでは500円/件と統一して計算します。
➀本業で、週5日がっつり働く場合
まずは、本業をして週5日がっつり働く場合をシュミレーションしてみましょう。ウーバーイーツは週末が注文が多く稼ぎやすいので、「平日3日+週末2日」で稼働することにします。
≪1日の平均配達報酬≫
・配達回数(平日):24回(3回/時間×8時間)
・配達回数(休日):32回(4回/時間×8時間)
・配達単価:500円
・500円×24回=12,000円 500円×32回=16,000円
≪1か月平均配達報酬≫
・月間稼働日数:20日(平日12日、休日8日)
・(12,000円×12日=144,000円)+(16,000円×8日=128,000円)=272,000円
週末2日を含んだ週5日稼働すれば、30万近くの月収を得ることができます。1日の稼働時間は決められていないため、もっと稼ごうと思えばさらに稼げるのがウーバーイーツです。
➁副業で、平日仕事終わりに数時間働く場合
次は、本業の終わりに、休日の夜の時間帯3時間だけ働いた場合をシュミレーションしてみましょう。
≪1日の平均配達報酬≫
・配達回数:9回(3回/時間×3時間)
・配達単価:500円
・500円×9回=4,500円
≪1か月平均配達報酬≫
・1日の配達報酬:4,500円
・月間稼働日数:20日
・4,500円×20日=100,000円
平日の本業終わりに3時間だけ稼働しても、月収でいうと100,000円程度稼ぐことができます。このような働き方であっても、休日もしっかり休めるので体力的にもあまり問題はないのではないでしょうか。
⓷副業で、週末に2日間働く場合
最後に、平日は本業をやりつつ、週末の土曜日、日曜日に副業として稼働する場合をシュミレーションしてみましょう。
≪1日の平均配達報酬≫
・配達回数:32回(4回/時間×8時間)
・配達単価:500円
・500円×32回=16,000円
≪1か月平均配達報酬≫
・1日の配達報酬:16,000円
・月間稼働日数:8日
・16,000円×8日=128,000円
平日は本業をして、週末は8時間、ウーバーイーツを稼働するのは休む日が無いので、すこし体力的に厳しい部分があるかもしれません。どうしても、まとまったお金が欲しい時に、こういった働き方もいいのではないでしょうか。
ウーバーイーツの月収(給料)の仕組みとは?
ウーバーイーツの報酬は次のような計算式で算出されます。
配送料(基本料金+配達調整金額)+インセンティブ-手数料+チップ
基本料金
基本料金は次の3つで構成されています。
受け取り料金 | 店から料理を受け取った時の報酬 |
受け渡し料金 | 注文者に料理を受け渡しした時の報酬 |
距離料金 | 店から注文者までの距離に応じた報酬 |
エリアごとに異なり、それぞれの詳しい料金は公式で公表されていません。
配達調整金額
・交通状況が混雑していて配達しにくい時
・商品を受け取る店で長時間待たされた時
・配達員が少なく、配達需要が高まっている時
配達調整金額とは、上記の3つの状況のときに加算される報酬。明確な基準は明かされていませんが、話によれば100円~200円程度加算されるようです。
ランチやディナーなどのピークタイム時は、配達調整金額は高くなります。逆にアイドルタイム(15:00~18:00頃)は低くなる傾向があるようです。
インセンティブ
インセンティブは3つあります。
・ブースト
・ピーク料金
・クエスト
分かりにくいと思うので、ここから3つのインセンティブを詳しく紹介します。
ブースト
ブーストとは、注文が多いエリアや時間帯において、配送料に一定の倍率をすることで報酬を増額する仕組みのこと。
ブーストの倍率は時間帯やエリアによって変動しますが、基本料金の1.1倍~1.5倍の範囲内です。たとえば、基本料金が100円で倍率が1.3倍の場合は、報酬が「100×1.3倍=130円」になります。
ブーストは、事前にメールで通知されます。
今週のウーバーイーツ
何だかんだ1配達含め7日稼働
40000ちょっとブーストは長時間稼働するなら意識してもいいかな、売り上げに影響する
あとは、休日赤坂朝は1日の勢いづけにはいい感じだった😀 pic.twitter.com/tMHygB48lu
— さむ (@samwosamu) November 25, 2018
ピーク料金
ピーク料金は注文数が多いエリアで発生する仕組みのこと。
ブーストと異なり、「+100円」「+200円」といった固定額がプラスされます。対象となるエリアはオレンジや赤色で塗りつぶされ分かりやすくなっています。また追加報酬も表示されるので一目で分かります。
ブーストのように事前に通知されることありません。
本日のウーバーイーツお疲れ様でした。
大田区で225円のピーク料金初めて見た。しかも2回。#ウーバーイーツ配達員 #大田区 #ウーバーイーツ pic.twitter.com/bi2WuVWhmd— ASUKA_2nd@ウーバー/出前館配達員 (@ASUKA2nd2) March 8, 2022
クエスト
クエストとは、指定された配達件数をクリアするともらえる追加報酬のことです。
たとえば、「月曜~木曜の間に30件配達すると2000円」などといって、実際に配達すると2000円の追加報酬がもらえます。
常に発生しているわけではなく、内容はその時々によって変わってきます。
通常のクエスト以外にも、「雨の日クエスト」や「週末クエスト」など、種類も豊富にあります。
17時半から雨クエスト出ましたね🙋♂️
最大12件2,400円です#UberEats #ウーバーイーツ pic.twitter.com/ZC2CynK8yo— うさぎ@東京UberEats配達員 (@usagi_1st) July 5, 2022
ウーバーイーツの月収をあげるコツは?
ここからはどのようにすれば、ウーバーイーツの配達で月収をあげれるのか紹介したいと思います。
月収を上げるコツは4つあります。
➀稼働する曜日と時間帯を最適化する
➁同じエリアで配達を繰り返すことで、経験を積む
⓷配達に慣れるまで、配達の難易度が高いエリアは避ける
⓸クエストの達成を最優先する
稼働する曜日と時間帯を最適化する
効率的に報酬をあげるのに必要なのは、まずは稼働する曜日と時間帯を最適化することです。
同じ地域で配達しても、100回配達するのに一方は60時間かかりますがもう片一方は40時間ほどでできます。さてこの違いはどこから生まれるのでしょうか?
この違いは、ピークタイム時に稼働してるかどうかに要因があるのです。
≪ピークタイムとは?≫
主に下記に示す時間帯のことです。このピークタイム時に注文が多くあります。
・11:00~14:00(ランチタイム)
・18:00~20:00(ディナータイム)
土曜・日曜のピークタイム時は絶好の稼ぎ時です。注文から注文までの間隔が短いのでサクサク稼ぐことができます。
同じエリアで配達を繰り返すことで、経験を積む
同じエリアで配達を繰り返すことで、道などを暗記できるので、配達の効率化を図れます。目安としては、同じエリアを100回ほど配達すると、そのエリアに慣れて稼げるようになっているでしょう。
配達に慣れるまでは、配達の難易度が高いエリアは避ける
配達に慣れるまでは、配達の難易度が高いエリアは極力避けるようにしたほうがいいでしょう。
配達の難易度とは、店から商品を受け取ったり(ピックアップ)、注文者へ商品を渡す(ドロップ)までの難易度をいいます。
ピックアップやドロップをするまでに、基本的には建物に入る必要があります。建物に入ってからピックアップやドロップまでのステップの多さを難易度の高さと言ってもいいでしょう。
【ピックアップ先】
➀難易度:低⇒路面の店舗
➁難易度:中⇒スーパーなどの中型商業施設
⓷難易度:高⇒大型の複合商業施設
【ドロップ先】
➀難易度:低⇒アパートや一戸建て
➁難易度:中⇒マンション
⓷難易度:高⇒タワーマンション
上記の難易度が高いほどドロップやピックアップに時間がかかってしまい非効率になってしまいます。
東京や大阪、愛知といった大都市は難易度が高い場所の割合が大きいです。まだ配達に慣れてない人であれば、非効率な配達の仕方になる可能性が高いでしょう。
逆に、神奈川などの大都市から少し外れた郊外などは、難易度の高い場所は少ないです。
クエストの達成を最優先する
クエストとは、前述しているように、一定期間内に配達完了した件数によって追加報酬を獲得できる仕組みのことです。
たとえば、「40回配達完了すれば5000円の追加報酬」といったぐあいです。
このクエスト結構おいしくて、時には10000円を超える追加報酬もあります。なので、3つある(クエスト・ピーク料金・ブースト)の中でも、このクエストに力をいれて配達すると高収入をゲットできるようになるでしょう。
ウーバーイーツ配達の6つのメリット
ウーバーイーツの配達員はフリーで働けるため、普通の会社員には感じられないようなメリットがたくさんあります。ここからは、ウーバーイーツの配達員として働く際の、メリットに関してご紹介します。
自分の好きな時間に働ける
ウーバーイーツは自分の好きな時間にすきなだけ働くことができます。
「今月あと5万円収入が欲しいな」「本業が早く終わったから、もう少しウーバーで稼ごう」こういった臨機応変の願望をウーバーイーツ配達員は満たすことができます。
アプリをONするだけで稼働できる点は大きなメリットと言えます。
職場のストレスから解放される
ウーバーイーツ配達員は会社から雇用されないため、職場のストレスから解放されます。理不尽な上司や取引先などもいません。自分のペースで働くことができるため、心に余裕が生まれます。
毎週報酬が振り込まれる
ウーバーイーツの報酬は毎週振り込まれます。普通の会社員だと1ヶ月に一度だけなので、これは大きなメリットですよね。
月曜から日曜までに稼いだ報酬は最低でも翌週に振り込まれるようになっています。週払いであるため、自身の予定などを計画しやすいですよね。
さらに、ウーバーイーツは現金払いに対応することができます。注文者からもらった現金は前払いのような形で自分のものにできるため、その日のうちに現金を手に入れることも可能です。
ウーバーイーツ、今週42時間で94553円報酬。
本業の合間に、復業して、毎週9万近く送金されるの嬉しいな😇月100万円は、時間配分戦略次第で安定して稼げる額。#ウーバーイーツ #副業 pic.twitter.com/iNb7s3Zz57
— Y@無所属 (@UberEatsJPNTYO) August 15, 2020
服装や髪型も自由
ウーバーイーツの配達員は服装や髪型も自由です。金髪でもいいし、ひげを生やしていても問題ありません。
普通のバイトであれば、制限されることも多いため、非常にうれしいですよね。
ただ、ウーバーイーツには「評価制度」があるため、なるべく清潔感がある服装や格好にしたほうが良いでしょう。
運動不足の解消になる
ウーバーイーツ配達員で自転車で配達する場合は、運動不足の解消になります。お金ももらえて運動不足解消にもなれば一石二鳥ですよね。
最近では、ダイエットにもなるといって、女性にもウーバーイーツ配達員は人気になってきています。
日ごろオフィスにこもって仕事をしている会社員にとっても、副業としてウーバーイーツ配達員をすればいい運動になるのではないでしょうか。
もし、ジムでお金払って
ランニングマシーンするぐらいならウーバーイーツで2.3件配達
して有酸素運動とするかな。
更にはYouTubeも取っておいて
ウーバー配達事情をアップ。そしたらお金稼ぎながら
ダイエットできるよね!!(こんな都合よく配達可能か知らんけど)
— 副業→起業の社長 (@hase_white) July 12, 2020
ゲーム感覚で楽しみながら稼げる
ウーバーイーツの特徴と言えば豊富なインセンティブです。「クエスト」や「ピーク料金」はゲーム感覚があって、楽しみながらクリアすることができます。
モチベーションにもなりますので、小さな目標を作ってそれをクリアする達成感を味わいながら仕事ができるのもメリットですね。
ウーバーイーツ配達の3つのデメリット
ウーバーイーツの配達員として稼働するときのデメリットはどういったものがあるでしょうか。
怪我や事故の可能性がある
ウーバーイーツの配達員は怪我や事故の可能性があるのがデメリットです。とくに雨の日などは、地面が滑りやすく、転倒してしまう危険性が高いです。
確かに、ウーバーイーツは対人・対物賠償責任などの保険がありますが、安全に運転して配達することが大切です。
自転車の場合、体力の消耗が激しい
ママチャリなどの一般的な自転車で、ウーバーイーツの配達をしようとすると大変です。体力の消耗が激しく、すぐに疲れてしまうでしょう。
クロスバイクやロードバイクなどを利用するのが合理的です。それでも、疲れるという人はバイクをおすすめします。
とにかく、ウーバーイーツの配達員は配達スピードが大事なので体力勝負なところがあります。その意味で、いかに体力を消耗しないで配達できるかが大切になってきます。
真夏と真冬は大変
炎天下の中で配達したり、吐息が凍る寒い季節に配達するのは、想像以上に大変です。確かに、ライバルが少ない分、そういった時期の配達は時給がいいです。しかしそれ以上に体力を消耗し、困難な配達になることは間違いないでしょう。
真夏のウーバーイーツの配達は暑すぎて死にそう😭
体力の消耗が半端ない… pic.twitter.com/sU2u5cOmCC— よっしー@アラフォーリーマンの挑戦 (@ryou7864) August 8, 2020
まとめ
ウーバーイーツの配達員が月収30万円獲得は現実的な目標です。稼働する曜日や時間帯を考えたり、経験を積んだり、エリアを選別したりする必要がありますが、多くの配達員が達成しています。
デメリットもたくさんありますが、それを補ってあまりあるメリットも存在するウーバーイーツ配達員。やってみたいと思っている方は、ぜひ一歩踏み出してみてはいかかでしょうか。
